頭出し、目出たし。 [京都うろうろ]
梅小路蒸気機関車館で新春恒例「頭出し」を見に行きました。
1月4~13日、梅小路蒸気機関車館で、扇形車庫内に保存している蒸気機関車を
前進させて展示する新春恒例の「蒸気機関車の頭出し」が行われました。
特に鉄道マニアってわけでは無いのですが、新年ぽくてイイ行事でしょ♪
ずらりと頭を出して新年のご挨拶をするSLたち、やはり壮観です。
今年は日章旗も掲げられて・・・
手前は可愛い1070形1080号機。1901(明治34)年、英国生れ。その奥は
7100形7105号機「義経号」。1880(明治13)年、米国生れ。去年まで大阪の
交通科学博物館に居ましたが、閉館に伴いココにやって来て初めての新年。
8620形8630号機。1914(大正3)年、日本が最初に量産したものです。
C58形1号機。1938(昭和13)年生まれ、お召し列車牽引仕様になっています。
前述の7100形。「義経」号、西部劇に出てくるような、アメリカの古典的
スタイルの機関車。他に「弁慶」号も。(さいたま市の鉄道博物館に保存)
「スチーム号」として体験乗車ができるC62形2号機。
頭出しに並べられなかったC55形1号機、C11形64号機。
この日、晴れの頭出しに参加した車両は(一部)
CとかDとか頭にアルファベットが付いているのは、1928(昭和3)年からの
車両称号規定によるもので、アルファベットは動輪の軸数を表しています。
Aは1軸、Bは2軸でEの5軸まであるようです。(蒸気機関車)
だからよく見るCは3軸で、Dは4軸あります。アルファベットの後ろに付く
数字は、10~49がタンク機関車(炭水車をつけていない機関車)、50~99は
テンダ機関車(炭水車をつけている機関車)を表し、その後に続く数字は、
機関車の製造順につけられています。
ここではSL「スチーム号」に乗ることができます。館内展示運転線を
往復1km、約10分間ですが子供も大人も楽しめます。(大人200円)
通常4台(D51 200、8630、C61 2、C62 2)の機関車が1カ月毎で
交替しながら1日3便(土日は増便)運行するようですが、
今月は「C62 2」が牽引します。
C62形蒸気機関車は、1948~1949(昭和23~24)年にかけて49両が製造された
超大型の旅客用機関車です。最高速度129km/hの日本最速記録を持ち、
この記録は狭軌によるものとしては世界最高でもあります。
日本最大・最速の蒸気機関車として、東海道本線や山陽本線などで活躍し、
特急「つばめ」を牽引していました。このC62 2の除煙板(デフレクタ)にも
「つばめ」のシンボルマークが付いています。
今のヤクルトスワローズ、その昔は国鉄スワローズ。この特急「つばめ」が
球団名のルーツでもあります。
ちなみに、D51 200の姿が見られませんでしたが、去年から大規模修繕に
入っているとか。スチーム号を卒業して営業路線で運行するためのようです。
「D51」デゴイチは1,115両生産され、ディーゼル機関車や電気機関車
などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。
この記録は現在も更新されていません。
それともうひとつ、島秀雄という人物。新幹線0系電車を開発し
「新幹線の父」と呼ばれていますが、実はD51の開発にも携わっており
「D51を作り、新幹線を作った男」として知られています。
退職後には、宇宙開発事業団でロケット開発にも携わるなど20世紀最後の
まさにスーパーマン・・・(^_^ゞ
2015.1/12、梅小路蒸気機関車館にて。
1月4~13日、梅小路蒸気機関車館で、扇形車庫内に保存している蒸気機関車を
前進させて展示する新春恒例の「蒸気機関車の頭出し」が行われました。
特に鉄道マニアってわけでは無いのですが、新年ぽくてイイ行事でしょ♪
ずらりと頭を出して新年のご挨拶をするSLたち、やはり壮観です。
今年は日章旗も掲げられて・・・
手前は可愛い1070形1080号機。1901(明治34)年、英国生れ。その奥は
7100形7105号機「義経号」。1880(明治13)年、米国生れ。去年まで大阪の
交通科学博物館に居ましたが、閉館に伴いココにやって来て初めての新年。
8620形8630号機。1914(大正3)年、日本が最初に量産したものです。
C58形1号機。1938(昭和13)年生まれ、お召し列車牽引仕様になっています。
前述の7100形。「義経」号、西部劇に出てくるような、アメリカの古典的
スタイルの機関車。他に「弁慶」号も。(さいたま市の鉄道博物館に保存)
「スチーム号」として体験乗車ができるC62形2号機。
頭出しに並べられなかったC55形1号機、C11形64号機。
この日、晴れの頭出しに参加した車両は(一部)
CとかDとか頭にアルファベットが付いているのは、1928(昭和3)年からの
車両称号規定によるもので、アルファベットは動輪の軸数を表しています。
Aは1軸、Bは2軸でEの5軸まであるようです。(蒸気機関車)
だからよく見るCは3軸で、Dは4軸あります。アルファベットの後ろに付く
数字は、10~49がタンク機関車(炭水車をつけていない機関車)、50~99は
テンダ機関車(炭水車をつけている機関車)を表し、その後に続く数字は、
機関車の製造順につけられています。
ここではSL「スチーム号」に乗ることができます。館内展示運転線を
往復1km、約10分間ですが子供も大人も楽しめます。(大人200円)
通常4台(D51 200、8630、C61 2、C62 2)の機関車が1カ月毎で
交替しながら1日3便(土日は増便)運行するようですが、
今月は「C62 2」が牽引します。
C62形蒸気機関車は、1948~1949(昭和23~24)年にかけて49両が製造された
超大型の旅客用機関車です。最高速度129km/hの日本最速記録を持ち、
この記録は狭軌によるものとしては世界最高でもあります。
日本最大・最速の蒸気機関車として、東海道本線や山陽本線などで活躍し、
特急「つばめ」を牽引していました。このC62 2の除煙板(デフレクタ)にも
「つばめ」のシンボルマークが付いています。
今のヤクルトスワローズ、その昔は国鉄スワローズ。この特急「つばめ」が
球団名のルーツでもあります。
ちなみに、D51 200の姿が見られませんでしたが、去年から大規模修繕に
入っているとか。スチーム号を卒業して営業路線で運行するためのようです。
「D51」デゴイチは1,115両生産され、ディーゼル機関車や電気機関車
などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。
この記録は現在も更新されていません。
それともうひとつ、島秀雄という人物。新幹線0系電車を開発し
「新幹線の父」と呼ばれていますが、実はD51の開発にも携わっており
「D51を作り、新幹線を作った男」として知られています。
退職後には、宇宙開発事業団でロケット開発にも携わるなど20世紀最後の
まさにスーパーマン・・・(^_^ゞ
2015.1/12、梅小路蒸気機関車館にて。
頭出し・・・面白い行事ですね!
たくさん保管されているので見応えがありますね。
by 斗夢 (2015-01-20 05:35)
おはようございます!
「蒸気機関車の頭出し」これはいいですね〜最高です!
by Hide (2015-01-20 05:55)
このタイミングで来館出来るとは羨ましい限りですね、昨年の自分は
ご存じの通り、見たい車両は遠くでしたから。
D51200は既に自分が行った時には外板外され丸裸でしたからね
復帰を心待ちにしている自分です^^;
by kinkin (2015-01-20 06:18)
おはようございます。
近未来、地下はリニアで地上は機関車が走るなんて時代がきたら愉快でしょうね。もちろん機関車に乗る方が高いチケットでね。
by 京男 (2015-01-20 07:04)
これは圧巻ですね~
鉄ではありませんが萌えます^^
by hrd (2015-01-20 07:19)
鉄道マニアには聖地ですね(^_-)-☆
近代化の維新は京都から、古都も新都も楽しめる都です
by ヒロシ (2015-01-20 07:32)
いいですね。子供の頃から親しんだ交通科学館(弁天町)が閉鎖され、そのSLだけでもココに来たら見れるんだもんね。
電気科学館にうつぼ自然博物館。シルフちゃんお気に入り3館はすべて姿を消しちゃいました。
by シルフ (2015-01-20 07:44)
おはようございます。
凄い!・・・圧巻です、何十回も京都訪れてますが未だ行けずです。
次回はは・・・。
by YUTAじい (2015-01-20 08:03)
これは壮観ですね!
こんなに沢山あるとは知りませんでした。
シルエットになると重量感が増しますね!
by orange (2015-01-20 08:25)
★斗夢さん、ありがとうございます。
子の行事には初めて行ったのですが「頭出し」って言い方も面白いですね。
これだけが並んで頭出ししてくれると壮観でした♪
★Hideさん、こんにちは。
圧巻でしたよ、1台でも見応えのある蒸気機関車、
これだけ一堂に揃うとね♪
★kinkinさん、ありがとうございます。
そう言えばkinkinさんのプロフ写真は「つばめ」でしたね♪
これには初めて行きましたが、日の丸が目出度そうで(⌒-⌒)ニコニコ
でもあの日章旗、マニアには不評なようで。旗で見たいところが隠れてしまいますもんね。
デゴイチ200号機、まだ2年ほどかかるのかな?「北びわこ」を牽引することになるようですね。
★京男さん、こんにちは。
高速移動は地下でもイイですよね、地上は車窓の風景を楽しみながら・・・
贅沢な旅を味わえますね。(d'∀')
★hrdさん、ありがとうございます。
蒸気機関車、1台でも迫力があるのにこれだけ揃うとね、圧巻でした♪
★ヒロシさん、ありがとうございます。
これだけ一堂に見られるのは、西日本ではここだけ?
京都はこんな文化施設を充実させるべきですよね。(^_-)
★シルフさん、ありがとうございます。
大阪はどうしたんだろ・・・w(-。-;)
来春はここに鉄道博物館がオープンします。義経号はそこに移動。
また逢いに来てやって下さい♪
★YUTAじいさん、こんにちは。
梅小路公園、結構楽しめるスポットですよ。もうすぐ梅園に梅の花が・・・
梅の花越しにSLが走るのを見られたりします♪
★orangeさん、ありがとうございます。
かなり充実したスポットです。子供から大人まで楽しめて、
マニアなら1日ではとても回りきれないかも。
by 路渡カッパ (2015-01-20 12:20)
映画「バック・トゥー・ザ・フューチャーPART3」のように、デロリアンがタイムトラベル出来るスピード(時速88マイル、約140km)には、少し足りませんね
by 風来鶏 (2015-01-20 13:02)
蒸気機関車がこれだけ多く並べば壮観ですね
撮り鉄の皆さんはたまらんでしょう
by koh925 (2015-01-20 16:51)
梅小路蒸気機関車館の近くには、よく行くのですが、まだ一度も行ったことありません。懐かしい機関車がいっぱいあるのですね。
by たいちさん (2015-01-20 19:47)
SLがイッパイ。。。スゴイですね。。
C62のツバメマークが、すごくいい。。。
見に行きたいなぁ~!!
でも、終わってしまったのね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-01-20 20:57)
★風来鶏さん、ありがとうございます。
う〜ん!足りませんか・・・そんなら2連結でパワーアップして!
最高速は変らんかな?(^_^ゞ
★koh925さん、ありがとうございます。
1台だけでも存在感、迫力がある蒸気機関車。
これだけ並ぶとね、撮り鉄さんでなくても興奮ものですよ♪
★たいちさん、ありがとうございます。
来年の春には京都鉄道博物館がオープン。ますます充実しますよ。
水族館もあるし、創作庭園も・・・面白いスポットです。(^~^;
★横 濱男さん、ありがとうございます。
C62はでっかくてカッコイイですよ♪
「頭出し」は終わりましたが、常時これだけのSLは見られます。
確か運転席にも入ったりできたはず・・・(⌒-⌒)ニコニコ
by 路渡カッパ (2015-01-21 00:40)
おはようございます
いいですね。
お正月の恒例行事ですね。
華やかでいいですね(^_^)ニコニコ
そい言えば、梅小路機関車館をブログで取り上げておきながら途中で止まっているのを思い出しました。
by すー (2015-01-21 04:23)
★すーさん、こんにちは。
目出度そうでしょ。(^_^ゞ
梅小路、ぜひ続きを・・・♪
by 路渡カッパ (2015-01-21 11:52)
まさに、壮観、圧倒されました。
私は特に鉄道マニアではありませんが、一度にこんなに沢山の歴史的機関車を見れるなんて、素晴らしい!
by ロートレー (2015-01-21 15:54)
蒸気機関車って、どうしてあんなに魅力的なんでしょうね。
機械というより、走ってる姿は、なにか生き物のように感じるからかな?
by kazenotomo (2015-01-21 16:56)
鉄道マニアにはたまらない魅力ですね、マニアでなくとも私などは機関車に乗って居たんで懐かしいですね。
ツバメのエンブレムが誇らしげですね。
by 馬爺 (2015-01-21 17:54)
★ロートレーさん、こんばんは。
私も鉄道マニアでは無いですが、ここへ来るといつも胸の昂ぶりを覚えます。
ましてやこの日は新春のお祝いムードで・・・♪
★kazenotomoさん、ありがとうございます。
まさに生き物のようですね、それも一生懸命頑張ってるって感じがして・・・
近くで見てもあの鉄の塊は、力強くとても魅力的でした。(⌒-⌒)ニコニコ
★馬爺さん、ありがとうございます。
私もぎりぎり、子供の頃は乗ることがありました。
それに東海道線が近くだったのでよく汽笛の音を聞いていましたよ♪
特急つばめ号、当時は憧れでしたね。(d'∀')
by 路渡カッパ (2015-01-21 18:40)
いいなあ
出来た当時から行きたいのですが・・・・
新幹線の中から眺めたことしかありません。
by 八犬伝 (2015-01-21 21:44)
これはすばらしい! 鉄ちゃんでなくても 萌え~ ですね。
全体を世界遺産にしたいくらいです。
by sig (2015-01-23 11:44)
★八犬伝さん、ありがとうございます。
かなり整備も行き届いてきました。
また機会があれば寄ってみてください♪
★sigさん、ありがとうございます。
少しだけタイムスリップするのも良いですね。
一世紀前は知らないようで、名残は体験してますもんね♪
by 路渡カッパ (2015-01-24 16:21)