トロロの盛り。 [ランチ/カフェなど]
【ご注意】この記事は昨年の夏に書きかけのまま放置していたものです。
あまりの暑さに、ダジャレのキレも悪いこと・・・(^_^ゞ
とは言え、もう夜は秋の虫が合唱を始めましたね。
この記事はまだ梅雨も明けない7月の初め・・・
京都からはお隣の県、三重県は鈴鹿山麓までとろろ飯を食べに
行きました。「となりのトロロ」ですね♪
伊勢志摩サミットがあった三重県と京都府が隣接?
ちょっと意外かも知れませんが、京都府は1府5県と隣接しています。
これは、47都道府県でも4番目に多い数字。
1位は長野県の8県と隣接、2位は7つと隣接する埼玉、岐阜県。
6つと隣接するのは福島、三重県と京都府ってことになります。
ちなみに隣接0は北海道と沖縄県。
ブロ友さんが紹介されていた、とろろめし自然薯料理の「茶々」。
鈴鹿山麓店はR477(湯の山街道)沿いにあります。湯ノ山温泉の東です。
店構えは特別凝ってませんね、よくある街道沿いの食事処って感じ。
しかし大駐車場はほぼ満車、人気があるお店ですね。
鈴鹿スカイラインも近い、ツーリング・ドライブの聖地だけに
それらしいグループも♪
最近目立つのはロードバイクのサイクリング派ですかね。(^_^ゞ
メニューはとことん自然薯、とろろに拘ったもの。
食べる前はデザートに「とろりんプリン」をと考えたていたのですが
お腹いっぱいになってしまい・・・最初に頼まなくてヨカッタ。
自然薯のお煎餅は最初からついていたものです。
ここの割り箸は飛騨杉の間伐材を使っているのだとか。
割り箸ってあまりにも当たり前で、深く考えることは無いのですが
とても日本らしい文化かも知れませんね。究極のおもてなし?
実際、礼儀作法では塗り箸より格が上だったりします。
吉野杉で有名な奈良には、300年前の古文書にわりばしの記述が
残っているそうで、歴史も古いです。
建築材の端材を捨てずに有効活用した「もったいない」精神から
生まれたものでしょう。
完全に2本に割ってしまわず、少し残して切れ目を入れて、
食べる直前に割って使う割り箸のアイデアは、縦に割れやすい
スギの特性を知り尽くした吉野の職人の知恵だとか。
塗り箸もナイフやフォークは何度も使う食器。けれども割り箸は、
自分が割るまで使われたことがない「おもてなし」の道具。
10年ほど前は年間約250億膳使われた割り箸も今は190億膳程度に
なっているようです。それと言うのも日本で消費される割り箸の
98%は輸入モノ(うち99%が中国産)だそうで・・・
一時、割り箸を浸けたらスープの色が変わったとか、金魚鉢に
割り箸を入れたら金魚が死んだとか・・・ありえない都市伝説が
拡散したこともあり。(^_^ゞ
それと違ってもいつも問題にされるのが「使い捨て」「資源の無駄」
「森林破壊」「ゴミ問題」などマイナスイメージの意見も出ます。
しかし国産材の場合、資源の無駄どころか無駄になってしまう端材を
使うし、間伐材を使えば森林も健全になる。ゴミは再生紙にしたり
チップにしたりリサイクル材料になります。
めっちゃ合理的、日本人の知恵の塊だと思いませんか?
ここのように国産材の割り箸が出てくれると嬉しいのですが、
ほとんどのお店では見かけませんね。プラスチックの塗り箸を置く
ところも増えてますが、果たして環境的には良いものかどうか・・・
「なるべく輸入割り箸は使いたくない」という人は、国産材を使った
お気に入りのマイ割り箸を持つのも良いかもね。
捨てずに持って帰れば立派な「割り箸ゴム鉄砲」も作れますしね。(^_^ゞ
マイ割り箸に・・・
さて、話が思いっきり逸れてますが・・・元に戻して。
注文したのは、とろろ御膳「竹」と「松」。
とろろとごはん(麦めし)は、お替わり自由。
それだけのメニューもあって人気のようです。「とろろめし ¥980」
とろろは出汁で伸ばしてあるので、濃過ぎず食べやすい。
じゅるじゅるぅ〜って、いくらでも食べられそう♪
とろろめしだけじゃなく、色んなものがついてます。
自然薯豆腐に自然薯そば、「竹」はとろろ揚げ、小鉢。「梅」にはお造り。
麺にも自然薯が練り込んであります。これにもたっぷりとろろを掛けて
ん〜、もうお腹いっぱい♪ もう限界・・・
普段から少食なんで、お替わりが出来なかったのが残念ですが。(^_^ゞ
自然薯(じねんじょ)に強く拘っているこのお店。
山芋、長芋、とろろ芋、大和芋、自然薯・・・言い方いろいろで、
この際、ちょっと整理しておきます。
まず、山芋、とろろ芋って品種はありません。総称として呼んでいるだけ
ですね。長芋、大和芋、自然薯はそもそも原産地が違います。
長芋は中国原産、大和芋は南方原産で外来種ですが、
自然薯は日本原産で山野に自生しています。
現在栽培されている山芋の3分の2は長芋なんです。水分が多めで
とろろには向いていません。短冊や薄切りにしてサクサクした食感を
味わう方がよいかも。大和芋は手の平やイチョウに似た形の山芋です。
食感も濃厚で粘りが強いので、山かけや、とろろ飯に向いてます。
収穫まで3、4年掛かる自然薯は流通量も少なく高級品とされています。
粘りは最も強く、とろろにする場合は出汁で割るのが一般的。
栄養価も高いようで、古くから「山うなぎ」と呼ばれ、滋養強壮に
効果がある事が知られています。
店内には、お土産コーナーや産直販売コーナーがありましたが、
産直品が意外と良かったかな。
2016.7/3、自然薯料理「茶々」にて。
あまりの暑さに、ダジャレのキレも悪いこと・・・(^_^ゞ
とは言え、もう夜は秋の虫が合唱を始めましたね。
この記事はまだ梅雨も明けない7月の初め・・・
京都からはお隣の県、三重県は鈴鹿山麓までとろろ飯を食べに
行きました。「となりのトロロ」ですね♪
伊勢志摩サミットがあった三重県と京都府が隣接?
ちょっと意外かも知れませんが、京都府は1府5県と隣接しています。
これは、47都道府県でも4番目に多い数字。
1位は長野県の8県と隣接、2位は7つと隣接する埼玉、岐阜県。
6つと隣接するのは福島、三重県と京都府ってことになります。
ちなみに隣接0は北海道と沖縄県。
ブロ友さんが紹介されていた、とろろめし自然薯料理の「茶々」。
鈴鹿山麓店はR477(湯の山街道)沿いにあります。湯ノ山温泉の東です。
店構えは特別凝ってませんね、よくある街道沿いの食事処って感じ。
しかし大駐車場はほぼ満車、人気があるお店ですね。
鈴鹿スカイラインも近い、ツーリング・ドライブの聖地だけに
それらしいグループも♪
最近目立つのはロードバイクのサイクリング派ですかね。(^_^ゞ
メニューはとことん自然薯、とろろに拘ったもの。
食べる前はデザートに「とろりんプリン」をと考えたていたのですが
お腹いっぱいになってしまい・・・最初に頼まなくてヨカッタ。
自然薯のお煎餅は最初からついていたものです。
ここの割り箸は飛騨杉の間伐材を使っているのだとか。
割り箸ってあまりにも当たり前で、深く考えることは無いのですが
とても日本らしい文化かも知れませんね。究極のおもてなし?
実際、礼儀作法では塗り箸より格が上だったりします。
吉野杉で有名な奈良には、300年前の古文書にわりばしの記述が
残っているそうで、歴史も古いです。
建築材の端材を捨てずに有効活用した「もったいない」精神から
生まれたものでしょう。
完全に2本に割ってしまわず、少し残して切れ目を入れて、
食べる直前に割って使う割り箸のアイデアは、縦に割れやすい
スギの特性を知り尽くした吉野の職人の知恵だとか。
塗り箸もナイフやフォークは何度も使う食器。けれども割り箸は、
自分が割るまで使われたことがない「おもてなし」の道具。
10年ほど前は年間約250億膳使われた割り箸も今は190億膳程度に
なっているようです。それと言うのも日本で消費される割り箸の
98%は輸入モノ(うち99%が中国産)だそうで・・・
一時、割り箸を浸けたらスープの色が変わったとか、金魚鉢に
割り箸を入れたら金魚が死んだとか・・・ありえない都市伝説が
拡散したこともあり。(^_^ゞ
それと違ってもいつも問題にされるのが「使い捨て」「資源の無駄」
「森林破壊」「ゴミ問題」などマイナスイメージの意見も出ます。
しかし国産材の場合、資源の無駄どころか無駄になってしまう端材を
使うし、間伐材を使えば森林も健全になる。ゴミは再生紙にしたり
チップにしたりリサイクル材料になります。
めっちゃ合理的、日本人の知恵の塊だと思いませんか?
ここのように国産材の割り箸が出てくれると嬉しいのですが、
ほとんどのお店では見かけませんね。プラスチックの塗り箸を置く
ところも増えてますが、果たして環境的には良いものかどうか・・・
「なるべく輸入割り箸は使いたくない」という人は、国産材を使った
お気に入りのマイ割り箸を持つのも良いかもね。
捨てずに持って帰れば立派な「割り箸ゴム鉄砲」も作れますしね。(^_^ゞ
マイ割り箸に・・・
さて、話が思いっきり逸れてますが・・・元に戻して。
注文したのは、とろろ御膳「竹」と「松」。
とろろとごはん(麦めし)は、お替わり自由。
それだけのメニューもあって人気のようです。「とろろめし ¥980」
とろろは出汁で伸ばしてあるので、濃過ぎず食べやすい。
じゅるじゅるぅ〜って、いくらでも食べられそう♪
とろろめしだけじゃなく、色んなものがついてます。
自然薯豆腐に自然薯そば、「竹」はとろろ揚げ、小鉢。「梅」にはお造り。
麺にも自然薯が練り込んであります。これにもたっぷりとろろを掛けて
ん〜、もうお腹いっぱい♪ もう限界・・・
普段から少食なんで、お替わりが出来なかったのが残念ですが。(^_^ゞ
自然薯(じねんじょ)に強く拘っているこのお店。
山芋、長芋、とろろ芋、大和芋、自然薯・・・言い方いろいろで、
この際、ちょっと整理しておきます。
まず、山芋、とろろ芋って品種はありません。総称として呼んでいるだけ
ですね。長芋、大和芋、自然薯はそもそも原産地が違います。
長芋は中国原産、大和芋は南方原産で外来種ですが、
自然薯は日本原産で山野に自生しています。
現在栽培されている山芋の3分の2は長芋なんです。水分が多めで
とろろには向いていません。短冊や薄切りにしてサクサクした食感を
味わう方がよいかも。大和芋は手の平やイチョウに似た形の山芋です。
食感も濃厚で粘りが強いので、山かけや、とろろ飯に向いてます。
収穫まで3、4年掛かる自然薯は流通量も少なく高級品とされています。
粘りは最も強く、とろろにする場合は出汁で割るのが一般的。
栄養価も高いようで、古くから「山うなぎ」と呼ばれ、滋養強壮に
効果がある事が知られています。
店内には、お土産コーナーや産直販売コーナーがありましたが、
産直品が意外と良かったかな。
2016.7/3、自然薯料理「茶々」にて。
2017-01-19 14:19
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コメント(14)
湯ノ山・・・懐かしい。。
岐阜羽島に住んでいたときは。チョイチョイ湯ノ山行きましたよ。
今から40年弱前(^0^)
こういうネバネバ系は、美味しいですね。
こんな美味しいものを・・・、外国人は嫌いますけど。。(^0^)
見てるだけで、たまらない・・・。(^0^)
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-01-19 22:58)
マイ箸が流行って欲しいですよ。
お店にある割り箸ではなく自分のこだわりの持ち歩き用お箸^^
そうすればかなりエコなんじゃないかと思うのです☆
by ちょいのり (2017-01-20 03:18)
★横 濱男さん、ありがとうございます。
想い出の地だったのですね。
鈴鹿のワインディングも走り回っていたとか?(^_^ゞ
★ちょいのりさん、ありがとうございます。
割り箸自体は、間伐材で森林資源のムダがなく、使用後も再生とエコなんですがね。
要は国産を使うかどうか、割高なんでお店では少ないでしょうから個人レベルでマイ割り箸を使って、応援するのが良いかと思います。
by 路渡カッパ (2017-01-20 10:07)
自然薯の麦とろは美味しいですね、静岡でも丁子屋というお店が丸子にあるんですがここは谷治さん北さんお時代からあるんだそうで有名なお店なんですよ。
静岡へお越しに節にはぜひ味わってください
by 馬爺 (2017-01-20 16:15)
大和芋も外から来たものだったんですねぇ。
自然薯のとろろは格別と思います。いいお店ですね。
by 足立sunny (2017-01-20 20:15)
ご挨拶が大変遅くなってしまいましたが・・・
本年も宜しくお願い致します^^♪
自然薯!美味しそうですね^^
地元ディーゼル君で秋に走る自然薯食堂列車に乗りたいんですが、毎年タイミングを逃している私です^^;
by カリメロ (2017-01-21 13:03)
食べ始めの頃は
いくらでもお代わりできそうって思う麦とろごはんですが
けっきょく思ったほど食べられず・・
「とろりんプリン」は
おなかいっぱい麦とろごはんを食べたあとのデザートとしては
不向きって気もします☆
by はなだ雲 (2017-01-22 13:38)
★馬爺さん、ありがとうございます。
相当古くからのお舗のようですね、谷治さん北さんの時代もご馳走だったのかな。(⌒-⌒)ニコニコ
★足立sunnyさん、ありがとうございます。
奈良でよく作られたから大和芋と呼ばれるようになったようですが、最初は外来種だったのですね。
★カリメロさん、本年もよろしくです♪
そんな列車があるのですかッ!(゚〇゚;)
一度乗ってみたいですね♪
★はなだ雲さん、ありがとうございます。
うんうん、思ったほどは食べられないです。
「とろりんプリン」そうかも知れませんね、食感的には変化が無いもんね。(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2017-01-22 23:44)
ご無沙汰してます。
自然薯はいかにも精がつきそうですね。個人的にはさらっとしたものの方が好きなのですが。割り箸・・・記事にあるように無駄なく資源を使い尽くす賢明な利用法だと思います。一つの側面だけ見て、いい悪いを言っちゃいけませんね。連発銃も興味あります。でも今は作っている時間がない。
by sig (2017-01-23 10:31)
★sigさん、ご無沙汰でした。
昔は「山うなぎ」って言ってたようですね。
うな丼にとろろを掛ければ、W効果?(^_-)v
子供の頃、ゴム銃は作った覚えがありますが、この連発銃も作ってみたいですね。暇な時に・・・
by 路渡カッパ (2017-01-24 12:02)
割り箸の問題ですが、私は割り箸の
方をこのみます。
なぜなら、とあることから、衛生面に
おいて、不快な体験をしたからです。
プラスチックの箸、よくあるのは、
寝かして置いてありますよね。
あれって、食材を挟むところも触れる
訳で、一体、何人の手が触っているの
だろうか?と。
そう思ったのは、ある日、くしゃみを
するのに、口を手で押さえた隣の客、
その手で箸箱のプラスチックの箸を
取り始めました。そんなの目にしたら
その箸は使いたくありませんよね。
私は不快に感じ、店員さんに割り箸
をもらいました。
以来、箸は、立ててある割り箸、
若しくは、一膳毎出てくる箸を好む様
になりましたね。
と、言いつつも、寝かしてある
プラスチックの箸も使いますがね。
d( ̄  ̄) で、私的意見ですが、
おっしゃるとおり、あれって、本当に
エコなの?。間伐材利用の方がエコに
ならない?。衛生面からも考えてよ!
と、私は思うのでありました。
(^ω^)
by Kansai-gin (2017-01-30 06:06)
★Kansai-ginさん、ありがとうございます。
ベストなのは自分で持っていくMy割り箸でしょうね。
by 路渡カッパ (2017-01-30 10:40)
静岡県は、愛知県、長野県、山梨県、神奈川県と隣接していますから、京都府とは2県少ないのかな?
割り箸もそうですが、スーパーのレジ袋は石油を精製して余った成分で作られているポリエチレン製なので、ポリエステル製のエコバッグよりは地球環境に優しいと言う説もありますね(^^;;
by 風来鶏 (2017-01-31 20:43)
★風来鶏さん、ありがとうございます。
静岡県、海に面している分、少ないのかもね。
レジ袋は再生品なのかな、使い古されたレジ袋もまたリサイクルされる用ですね。(^_-)v
by 路渡カッパ (2017-01-31 23:39)