映画村で僕らの時代探し。 [京都うろうろ]
昭和の初期、京都は映画の都といわれ特にこの太秦(うずまさ)には大手映画会社の撮影所が集中したところから“日本のハリウッド”と呼ばれていました。
やがてテレビの普及に伴い映画は衰退、次々と撮影所が閉鎖される中、東映の撮影所の一部を映画文化を残すためにテーマパークとしてオープンさせてから44年。
ミュージアム的な部分もあり、“大人”にとっては、ちょっとタイムカプセルを開いてみる楽しみもあります。
ジャジャ〜ン!時代劇のオープンセットの池に突然、水煙が立ち怪獣が現れる・・・
前回訪れた時は息子も幼く、これがウケて一番印象に残っていました。
今も元気で煙を吐いている姿を見て嬉しくなりましたよ♪
太秦映画村には有料のアトラクションも多々あります。特に怖すぎると
評判の『史上最恐のお化け屋敷』は、東映ならではの時代劇版。
美術スタッフが作り上げた臨場感あふれるセット、本職の俳優が演じる
お化け、幽霊。特撮もお得意な東映だから相当本格的だと・・・
ただ私は怖いのは苦手なんで。(^_^ゞ スルー。
無料で観劇できる「中村座」に入ってみました。
『激突!忍者サスケショー』、一日3回公演される20分ほどのアクション時代劇ショーです。
開演前のお願い口上では、スマホはマナーモードにとか、写真・ビデオ撮影は・・・当然禁止かと思ったのですが、ジャンジャンバチバチご自由に!って。ただしストロボは禁止でしたが。
3Dマッピングを駆使したステージ、アクションも迫力あって思いのほか楽しめました。
劇の最中、客席まで巻き込んでね。(^_^ゞ
外では「ちゃんばら辻指南」、時代劇離れした子供らも楽しそうだった♪
東映特撮ヒーローといえば仮面ライダー、スーパー戦隊?
こういうのって世代差がくっきりと出ますよね、流行歌やアイドルが世代によって異なり、世代を特定することもできる。ヒーローも同じく・・・
仮面ライダーシリーズは1971年から今も続いている、親・子・孫でそれぞれの仮面ライダーが違っているのでしょうが・・・。
1975年、ゴレンジャーで始まる戦隊シリーズもね。
東映じゃないのでここではあまり見られないけれど、ウルトラマンシリーズはもっと長いかも。
さて、私の時代は・・・私が懐かしいと思うのは、年表の始まり部分かな。(^_^ゞ
そりゃ私が生まれた年は、テレビの本放送が始まった年。私の人生とテレビの歴史が重なっています。
テレビが普及し出して、子供番組も作られるようになって登場したのが「謎の正義の味方」♪
月光仮面・遊星王子・少年ジェット・鉄腕アトム(実写版)・まぼろし探偵・七色仮面・豹(ジャガー)の眼・海底人8823(ハヤブサ)・鉄人28号(実写版)・快傑ハリマオ・アラーの使者・ナショナルキッド・忍者部隊月光・・・
こんな名前に懐かしさを覚えられた方は、私と同じ少年時代を過ごされた同世代でしょうね。(^_-)v
ところで、ゴジラって古いですよね。1954年東宝の映画『水爆大怪獣映画・ゴジラ』が最初で、主演が宝田明、料金は大人70円・小人40円だったようです。
今見ると何ともちゃっちい特撮ですが、私らの少年時代はそれでも熱狂できた。やっぱり正義の味方はヒーローでした。
引き出しの隅から出てくる想い出の欠片、映画村にはそんな欠片が見つけられる気がします。
大名行列の顔出しパネル、団体さん用かな。修学旅行生など歓びそう。
孫へのお土産は忍者ソフトヌンチャクヽ(´∀`*)
2018.11/12、東映太秦映画村にて。
久しぶりに映画村 [京都うろうろ]
去年の秋、久しぶりに『東映太秦映画村』に行きました。30年ぶりくらいかな?
ブログ下書きに写真だけ貼って放置してあったのでアップしときます。(^_^ゞ
エントランスとかはさすがに新しくなってました。何年か前にリニューアルしたみたいです。
何でもアリな感じは昔のまんまな気が・・・
時代もめちゃくちゃです。
撮影もしてましたよ、さすがに写真・ビデオ撮影禁止でした。
やっていたのは時代劇、子役も大勢いて寺子屋が舞台になってたかな。
当然のことのように役者より撮影スタッフの方が数が多く、それぞれの役割、動きを見るのは興味深いです。
時代劇は少なくなり、観ることも無くなりましたが、ここにはまだ時代劇のシーンを彷彿とさせるセットや小道具が・・・
そんなものを見ると何かしらストーリー展開を妄想してしまいます。(^_^ゞ
映画文化館前の広場の噴水には世界の名作映画のレリーフが貼られています。
タイトルを見ると懐かしのワンシーンが甦る。そんな映画ばかりでした。
1階フロアは美空ひばりの展示スペースになっていました。永遠の歌姫、改めてその足跡が感じ取れます。
2階はポスターや映画機材、貴重な映画資料などが展示されている「映画の殿堂」
懐かしいものやそれ以前のもの・・・銀幕の世界に思いを馳せることができる。
京都にはテーマパークらしきものが無い。唯一あるとすればココかな?
アトラクションやショーもあるしね。何よりも映画に特化した個性がある。
ただ、ジモティーのリピートは期待できそうにないけど。(^_^ゞ
それでももっと外国人観光客や修学旅行生の比率が多いのかなと思っていたら、この日は普通にファミリーやカップルの客で賑わっていました。ちょうどいいくらいの賑わいぶり。
お腹が減ったので園内のお店へ。食事処や茶店が10軒ほどあるかな、ラーメン屋さんに入ってみました。
昔ながらの中華そばでこれがなかなか美味しかった。
はし袋も記念に持って帰りましたよ♪
行ってみると結構楽しめて、それほどガッカリなところではなかったかな。
今度は何年後に行くかは分かりませんが・・・
記事はもう1回続けます。続けられたらですが。(^_^ゞ
2018.11/12、東映太秦映画村にて。
五月雨の彩 [in My お庭]
久しぶりの更新です。いつの間にか今年も折り返しを過ぎてしまってた。(^_^ゞ
病気をしていたわけでもなく、旅行に出てもいない。思いっきり引き蘢り。
で、写真も庭の様子くらいしか・・・
梅雨はあと半月くらいかな、今年は梅雨入りが平年より20日近くも遅れたから。
梅雨イメージの花と言えば、紫陽花。うちの庭には4種類の紫陽花が咲きます。
4本ともガクアジサイ系なので実際の花が咲くのもよく見える。
じつは写真は梅雨入り前に撮ったもので今はもう花は枯れ、実になっています。
今日は七夕ですかね、五月雨(さみだれ)なんておかしいかな?
そうでもないですよね、五月雨って梅雨のことですから。
旧暦の六月の雨を表した言葉、まぎらわしいけれどツユというより詩的な表現ですね。
だから五月晴れ(さつきばれ)とは、梅雨の晴れ間のことを言うんです。
字面のイメージだと鯉のぼりが泳いでそうな空模様なんですが・・・
「五月」の字を使う言葉で面白いのは五月蝿い(うるさい)ですかね。
音的には絶対読めない、五月(旧暦?)のハエがうるさいからこんな字に?
鬱陶しい曇り空が続いていますが、あまり梅雨らしい長雨がない気がします。
地域的には豪雨で水害も出ているようですが。
雨が少ない梅雨のことを空梅雨(からつゆ)、旱梅雨(ひでりづゆ)とか言いますが、この「旱(カン/ひでり)」って漢字、あまり使いませんが日照り感満々の字ですね。「日」の下に「干」ですから。
紫陽花の花を撮っていると、動きの鈍いアゲハ蝶を発見、おそらく羽化したばかりなのかな、ちょっとモデルになってもらいました。
アゲハチョウ、漢字では「揚羽蝶」の他に「鳳蝶」と表記することもあります。この方がそれらしい感がありますね。
2019.6/13、我庭にて。
追記:あまり注目することが無いアジサイの実を撮ってみました。
2019.7/7、我庭にて。