摩訶不思議？伏見稲荷大社。 [京都うろうろ]
伏見稲荷、一旦これにて・・・です。謎の多い神社でした。
神社といえば赤い鳥居に白い狐って、連想ワードが出てきそう。これって
おいなりさんのことなんですけどね。しめ縄、狛犬は神社、寺院に共通かな。
だいたいお寺に行っても、必ずといってよいほど小さい祠に稲荷社が祀られて
いたりしますね。真言宗の根本道場である教王護国寺（東寺）の鎮守社も
伏見稲荷だったりします。
日本の宗教界は簡単じゃないですね、そもそも自然崇拝の土着のものから
神道、仏教。それらが渾然と絡み合いますから。
この伏見稲荷も時代の流れに翻弄された様子が窺い知れます。
伏見稲荷神社は渡来系氏族、秦氏一族の伊呂具によって711年に創建されたと
言われていますが、もともと稲荷山はお山信仰（山岳崇拝）の場だったようで
４世紀後半のものらしい宗教行事に使われたものが出土したりしています。
かつては神仏習合の流れで、境内に寺院を構えた時代もあったようですが、
明治維新の神仏分離令の後、廃仏毀釈により寺院や仏像が取り壊されました。
同時に新政府の宗教政策により「稲荷大明神」以外の神名を排除するように
お達しが出ます。
しかし、ここでは既に古来よりお塚信仰による多くの私的な神蹟（お塚）があり
それぞれ思い思いの神名（○○大神とか）が彫られています。神社側はこれを
禁止するも、信者達はおふれをもろともぜず人目をさけつつ造り続けたようで、
昭和37年、遂にお塚の建立を許可する、という方針が伏見稲荷大社によって
定められ、稲荷大神に対する信仰の証の一つとして公式に許可されました。
その結果が今の姿、なんと現在１万基を越えるお塚が存在するようです。
コンピュータでお塚を検索するサービスをする店も登場してとか。(^_^ゞ
さて今回、私は熊鷹社、田中社でお塚群を見ただけですが、それでもここの
特異な信仰形態を垣間見た気がします。
そして帰り道、裏参道？で本殿へ戻る際の光景は・・・
〈毎日稲荷〉毎日新聞の大神さん？
それらしい神さんも乱立しています。
ここはまたちょうど歩き疲れた頃に・・・
か、かみさん？
空を見よ！キツネが飛んでる・・・
ここは「口入稲荷神社」、荒木神社の境内にある縁結びの神社。
良縁、求人、就職など、色々な人と人の縁を結ぶご利益あり。
「口入人形」は夫婦と伴の三体一組の伏見人形。「口入人形」は一組二千円で
授与していただき、神前で祈願のあと持ち帰ります。願い事が成就するまで
自宅にお祀り、成就するとここにお返しするとのこと。
いっぱい並んでました。たくさんの方がご利益を得られたってことかな。(^_-)
私はこちらのキツネみくじが欲しかったけれど、もう社務所、閉まってました。
おいなりさんと関係なさそうな神社？も幾つか集まっています。
竹の鳥居、ちょっと珍しい。この辺りはすーさんも紹介されていましたね。
カエルだらけの「末広大神」、蛙の賽銭箱、狛犬も珍しい？
これまた立派な獅子の狛犬さん？ 何神社か不明・・・
ここは超日本的な教団名ですが・・・どうみても中華風。(^_^ゞ
ぼつりぼつり写真を撮りながら歩いてきた、おいなりさんツアー。
３時間半、かかってしまったけれど・・・
最後のたのしみは、門前の商店街。
・・・って、もう閉まってるしｗ（;´д`;）
あれだけ賑やかだった駐輪場も・・・
白いんやし、どうせならキツネ顔にしてみゃはったら、どない？
店仕舞いしかけてたお店でやっと、きつねせんべいゲット♪
2014.5/11、伏見稲荷大社にて。
神社といえば赤い鳥居に白い狐って、連想ワードが出てきそう。これって
おいなりさんのことなんですけどね。しめ縄、狛犬は神社、寺院に共通かな。
だいたいお寺に行っても、必ずといってよいほど小さい祠に稲荷社が祀られて
いたりしますね。真言宗の根本道場である教王護国寺（東寺）の鎮守社も
伏見稲荷だったりします。
日本の宗教界は簡単じゃないですね、そもそも自然崇拝の土着のものから
神道、仏教。それらが渾然と絡み合いますから。
この伏見稲荷も時代の流れに翻弄された様子が窺い知れます。
伏見稲荷神社は渡来系氏族、秦氏一族の伊呂具によって711年に創建されたと
言われていますが、もともと稲荷山はお山信仰（山岳崇拝）の場だったようで
４世紀後半のものらしい宗教行事に使われたものが出土したりしています。
かつては神仏習合の流れで、境内に寺院を構えた時代もあったようですが、
明治維新の神仏分離令の後、廃仏毀釈により寺院や仏像が取り壊されました。
同時に新政府の宗教政策により「稲荷大明神」以外の神名を排除するように
お達しが出ます。
しかし、ここでは既に古来よりお塚信仰による多くの私的な神蹟（お塚）があり
それぞれ思い思いの神名（○○大神とか）が彫られています。神社側はこれを
禁止するも、信者達はおふれをもろともぜず人目をさけつつ造り続けたようで、
昭和37年、遂にお塚の建立を許可する、という方針が伏見稲荷大社によって
定められ、稲荷大神に対する信仰の証の一つとして公式に許可されました。
その結果が今の姿、なんと現在１万基を越えるお塚が存在するようです。
コンピュータでお塚を検索するサービスをする店も登場してとか。(^_^ゞ
さて今回、私は熊鷹社、田中社でお塚群を見ただけですが、それでもここの
特異な信仰形態を垣間見た気がします。
そして帰り道、裏参道？で本殿へ戻る際の光景は・・・
〈毎日稲荷〉毎日新聞の大神さん？
それらしい神さんも乱立しています。
ここはまたちょうど歩き疲れた頃に・・・
か、かみさん？
空を見よ！キツネが飛んでる・・・
ここは「口入稲荷神社」、荒木神社の境内にある縁結びの神社。
良縁、求人、就職など、色々な人と人の縁を結ぶご利益あり。
「口入人形」は夫婦と伴の三体一組の伏見人形。「口入人形」は一組二千円で
授与していただき、神前で祈願のあと持ち帰ります。願い事が成就するまで
自宅にお祀り、成就するとここにお返しするとのこと。
いっぱい並んでました。たくさんの方がご利益を得られたってことかな。(^_-)
私はこちらのキツネみくじが欲しかったけれど、もう社務所、閉まってました。
おいなりさんと関係なさそうな神社？も幾つか集まっています。
竹の鳥居、ちょっと珍しい。この辺りはすーさんも紹介されていましたね。
カエルだらけの「末広大神」、蛙の賽銭箱、狛犬も珍しい？
これまた立派な獅子の狛犬さん？ 何神社か不明・・・
ここは超日本的な教団名ですが・・・どうみても中華風。(^_^ゞ
ぼつりぼつり写真を撮りながら歩いてきた、おいなりさんツアー。
３時間半、かかってしまったけれど・・・
最後のたのしみは、門前の商店街。
・・・って、もう閉まってるしｗ（;´д`;）
あれだけ賑やかだった駐輪場も・・・
白いんやし、どうせならキツネ顔にしてみゃはったら、どない？
店仕舞いしかけてたお店でやっと、きつねせんべいゲット♪
2014.5/11、伏見稲荷大社にて。
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伏見稲荷、稲荷山
って、オク深いんですね～
神秘的なイメージがますます募りました
三体ひと組のキツネさんセットの、顔の線がこわい～
キツネのかぶりものしたキティちゃん、いたんですね＾＾
根付って、今で言うところのストラップ？
by はなだ雲 (2014-06-01 04:31)
おはようございます
不思議なところですよね、お稲荷さんは・・・
何度も訪れたくなる不思議さを感じます。
名前まで出していただき申し訳ありません(^_^)ﾆｺﾆｺ
by すー (2014-06-01 04:33)
おはようございます。
人の欲望は凄いですね。
神さまテーマパーク状態やね。
一種のマイナスパワースポットでしょうね。
by 京男 (2014-06-01 05:58)
稲荷信仰のパワーが凄い!
ますます周辺の散歩に行きたくなりました(^_-)-☆
by ヒロシ (2014-06-01 07:04)
こうして伏見稲荷神社の記事を読ませていただくと、見所の多さに気づかされましたね。
by たいちさん (2014-06-01 12:01)
稲荷神社の中に、
カエルや竹の鳥居、パンチパーマの狛犬・・・
不思議な世界ですね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-06-01 16:59)
口入人形、ずらりと勢揃いした姿はどこか
のほほんとした不思議に魅力がありますね。
神社そのものも独特の空間で神様の力のような
ものを感じますね。
by ため息の午後 (2014-06-01 20:52)
きつねみくじ。ほんとにかわいいですね。次第に黄昏てくる風景。特に石段に映る長い影、参道の石畳の人の影は最高ですね。
by sig (2014-06-01 23:59)
★はなだ雲さん、ありがとうございます。
はい、オクもヨクも深いような・・・何だかコワイものを感じましたよ。
キツネの顔の線、なんでしょうね？伏見人形にはよくあるような・・・
キティちゃんは、何処にでも現れますね♪
★すーさん、こんばんは。
メジャーな人気の観光スポットなんですけどね。
この不思議さは他には無いかも知れませんね。
★京男さん、こんばんは。
マイナスですかね、みんなで打ち消し合ってるとか・・・
伏見稲荷がこんなになっているとは思っていませんでしたよ。(^_^ゞ
★ヒロシさん、ありがとうございます。
稲荷信仰、一番強いのが商売繁盛ですかね。
ここのご利益で財を成した人が、ここを支えているのかも。
ちょっと欲望の坩堝な感じもしましたよ。
★たいちさん、ありがとうございます。
これでもまだ中途半端、肝心のお山めぐりに行けてませんからね。
そう考えるとまだまだ見どころが多い気がします。
★横 濱男さん、ありがとうございます。
パンチパーマの狛犬ね（笑）結構顔も強面で（▼_▼メ）
まったくもって何がどうなっているのやら、頭が痛くなる所でした。
★ため息の午後さん、ありがとうございます。
何か独特の雰囲気、ヘタすればおキツネさんに取り憑かれる？
ちょっとコワイ気もしました、並みの所じゃ無いですね。(>_<)
★sigさん、ありがとうございます。
時代ですかね、きつねみくじはキャラクターぽくて♪
人の影って、何か物語ってくれているような。
写真に撮るの結構好きかも・・・(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2014-06-02 00:55)
(○´∪｀●)φ...【ｫﾊｮｩｺﾞｻﾞｨﾏｽ】 奥が深くて凄い神社です。朱色の鳥居と可愛い狐さんに会えるなら行ってみたいと思います。三体一組の伏見人形、絵馬が欲しいなぁ。
きつねせんべいもかじってみたいです。(* >ω<)=3
by チョコシナモン (2014-06-02 08:49)
★チョコシナモンさん、おはようございます。
表の顔は、人気の観光スポットなんですけどね。色んな顔があるようで・・・
口入稲荷の伏見人形、飾りとしても充分良いものでした。
お面のようなきつねせんべい、これも飾っておきたいくらいでしたが、
思いっ切り噛って食べてしまいました。(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2014-06-02 10:43)
写真一枚一枚、じっくり拝見させていただきました。
ますます伏見稲荷に行きたくなってきました。
・・・ん～、なんとか時間を捻出しなければ!!
by 駅員3 (2014-06-03 07:47)
1枚目の写真を見たら、黒澤明監督の第28作目でスピルバーグ提供の『夢』の第1話「日照り雨」を思い出しました。
雨上がりに“狐の嫁入り”を見てしまった少年が家に戻ると、門の前にお母さん（賠償美津子さん）が鬼の形相をして立っていて、先程狐が凄い剣幕で怒ってきたので、今から狐の元へ行って“死ぬ気で謝って来なさい”と、少年に短剣を差し出すお話です＾＾；）
by 風来鶏 (2014-06-03 10:33)
★駅員３さん、ありがとうございます。
写真は自信ありませんが、ここは面白いところですよ♪
ま、お稲荷さんは逃げませんから、時間のある時にじっくりと。(^_^ゞ
★風来鶏さん、ありがとうございます。
『夢』オムニバス作品でしたね、思い出しました。
摩訶不思議なエピソード、世界に引き込まれる映画でしたね。
また観てみたくなりました。(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2014-06-04 00:39)
稲荷山も摩訶不思議ですが
カッパさんの語り口も摩訶不思議（笑）
ついつい引き込まれて読んでしまいます！
語り口がおもしろい！！！！！
by kazenotomo (2014-06-05 18:54)
★kazenotomoさん、ありがとうございます。
嬉しいです♪ 文章ばっかりになると、誰も読んでくれないだろうなって思ってしまいますから。(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2014-06-06 01:19)