3年ぶりの旧ハッサム住宅 [うろうろ探訪]
ちょうど3年前も4月29日に、神戸の相楽園に行ってました。
GW3日目、4/29(月・昭和の日)。久しぶりに『相楽園』を訪ねてみました。
神戸・元町の駅から北東、兵庫県庁のすぐ北側にある日本庭園。
以前訪れたのと同じ季節、たまたまですが日にちも同じ・・・というのも
もう一度見たかった『旧ハッサム住宅』の内部公開がこの時期限定なもので。
*『旧ハッサム住宅』公開 4月27日(土)~5月12日(日)9:00~16:30
いつも神戸の情報を教えていただいているヒロシさんのお蔭で見逃すことなく行けました♪
入園料を払って真っ先に旧ハッサム住宅の方へ向かうと、最初に現れるのが
『旧小寺家厩舎』
この建物は相楽園を築いた実業家小寺泰次郎の息子である元神戸市長・小寺謙吉が
園内の一角に建てたもので、国の重要文化財に指定されています。
中では写真パネルによる相楽園、小寺泰次郎の歴史が見られます。
レンガ造の厩舎(きゅうしゃ)=馬小屋。L字型の建物で、円形の尖塔がある塔屋、
急勾配の寄棟屋根、3つ並んだ大きなドーマ窓、ハーフティンバーの切妻などの
凝った装飾が施されたドイツの民家風の重厚な建物。
1階は馬車庫、自動車庫、馬糧供給室。2階は厩務員部屋、馬糧倉庫だったそうです。
直角に折れた右側は吹き抜けのある馬房で、左端の塔は階段室です。
この隣に並んで建っているのが旧ハッサム住宅。インド系イギリス人貿易商
K.ハッサム氏が、明治35年に自邸として建てたものです。
かつては北野町にあったものを神戸市が寄贈を受け、ここに移築したものです。
木造2階建、寄棟造で内部は玄関を入って中央部に、階段を含む小ホールと
廊下があって、左右に部屋がある中央廊下形式の間取りをとっています。
1階 173.61㎡(52.51坪) 2階 179.73㎡(54.36坪)
1階は、応接室、居間、食堂など接客を兼ねたスペース。調度品も丁度イイ。(^_^ゞ
2階は、寝室、化粧部屋、浴室などプライベートな生活の部屋が主になっています。
装飾も優雅、機能優先の現代住宅は寂しいですね。
何と言っても窓の表情がイイ。アルミサッシは無機質だもんねぃ。
今更ですが木枠の窓に憧れます。
今となっては高価、手入れも必要だろうけれど何世紀ももつものの方が良いですね。
それに何と言っても心に豊かさを与えてくれます。
濃緑色に塗られた外壁、ベイウインドウ(張り出し窓)、鎧戸(よろいど)と
ペジメント(三角の切妻風装飾)など明治時代に建てられた神戸の
典型的な異人館の特徴かな。何とも趣がありますね。
外から見た窓もイイですね。
シンプルでモダンなデザインは知性を感じますが、アンティークな形からは、
豊かで暖かい物語を感じます。
2013.4/29。相楽園、旧ハッサム住宅にて。
GW3日目、4/29(月・昭和の日)。久しぶりに『相楽園』を訪ねてみました。
神戸・元町の駅から北東、兵庫県庁のすぐ北側にある日本庭園。
以前訪れたのと同じ季節、たまたまですが日にちも同じ・・・というのも
もう一度見たかった『旧ハッサム住宅』の内部公開がこの時期限定なもので。
*『旧ハッサム住宅』公開 4月27日(土)~5月12日(日)9:00~16:30
いつも神戸の情報を教えていただいているヒロシさんのお蔭で見逃すことなく行けました♪
入園料を払って真っ先に旧ハッサム住宅の方へ向かうと、最初に現れるのが
『旧小寺家厩舎』
この建物は相楽園を築いた実業家小寺泰次郎の息子である元神戸市長・小寺謙吉が
園内の一角に建てたもので、国の重要文化財に指定されています。
中では写真パネルによる相楽園、小寺泰次郎の歴史が見られます。
レンガ造の厩舎(きゅうしゃ)=馬小屋。L字型の建物で、円形の尖塔がある塔屋、
急勾配の寄棟屋根、3つ並んだ大きなドーマ窓、ハーフティンバーの切妻などの
凝った装飾が施されたドイツの民家風の重厚な建物。
1階は馬車庫、自動車庫、馬糧供給室。2階は厩務員部屋、馬糧倉庫だったそうです。
直角に折れた右側は吹き抜けのある馬房で、左端の塔は階段室です。
この隣に並んで建っているのが旧ハッサム住宅。インド系イギリス人貿易商
K.ハッサム氏が、明治35年に自邸として建てたものです。
かつては北野町にあったものを神戸市が寄贈を受け、ここに移築したものです。
木造2階建、寄棟造で内部は玄関を入って中央部に、階段を含む小ホールと
廊下があって、左右に部屋がある中央廊下形式の間取りをとっています。
1階 173.61㎡(52.51坪) 2階 179.73㎡(54.36坪)
1階は、応接室、居間、食堂など接客を兼ねたスペース。調度品も丁度イイ。(^_^ゞ
2階は、寝室、化粧部屋、浴室などプライベートな生活の部屋が主になっています。
装飾も優雅、機能優先の現代住宅は寂しいですね。
何と言っても窓の表情がイイ。アルミサッシは無機質だもんねぃ。
今更ですが木枠の窓に憧れます。
今となっては高価、手入れも必要だろうけれど何世紀ももつものの方が良いですね。
それに何と言っても心に豊かさを与えてくれます。
濃緑色に塗られた外壁、ベイウインドウ(張り出し窓)、鎧戸(よろいど)と
ペジメント(三角の切妻風装飾)など明治時代に建てられた神戸の
典型的な異人館の特徴かな。何とも趣がありますね。
外から見た窓もイイですね。
シンプルでモダンなデザインは知性を感じますが、アンティークな形からは、
豊かで暖かい物語を感じます。
2013.4/29。相楽園、旧ハッサム住宅にて。
カッパのロードスター
何度も行っている相楽園ですが、旧ハッサム住宅へは入室できません
路渡カッパさんの "おかげさん" で画像から雰囲気を感じられました♪
どういうわけか、連休の神戸駅・元町駅・三ノ宮駅周辺は人混みで
ハーバーランドへと向かうのが怖いくらいの雑踏でした(^^ゞ
by ヒロシ (2013-05-04 20:53)
数年前に初めて「相楽園」を訪れた時は、もちろん建物の外部だけ見ました。庭園も美しいですよね。
by たいちさん (2013-05-04 21:32)
★ヒロシさん、何かとありがとうございます。_(._.)_
そうでしたか、スリッパに履き替えてってわけにはいかないものね。
ハーバーランド、撤退が相次いでましたが再開発で人気なんでしょうね!また行ってみます。
アンパンマンのテーマパークも成功するのかな・・・
★たいちさん、ありがとうございます。
年に2度ほど公開してくれるようです。内部もなかなかイイ感じでしたよ。
この時期、ここの庭園はツツジが見物なんです♪
by 路渡カッパ (2013-05-04 22:49)
おはようございます
さすがの雰囲気ですね。
御天気の良い日は特に気持ちいいですね(^_^)ニコニコ
by すー (2013-05-05 04:46)
おはようございます。
こういう所でゆったり住んでみたいですね。
いまの建物と違う良さがあります。
手入れが大変でしょうけど。
by 京男 (2013-05-05 05:37)
★すーさん、こんにちは。
気持ちいい日和でした。連休前半は暖かかったですしね。
山野草展も賑わっていましたよ。
★京男さん、こんにちは。
小高い丘の上にこんな家を建てて、当時の英国人の豊かさが忍ばれます。
今、建てるのは内装、家具だけでも大変でしょうね。
by 路渡カッパ (2013-05-05 13:19)
こういう造り、好きですねえ、私も。クラシックカー、気になります。
by sig (2013-05-07 14:29)
★sigさん、ありがとうございます。
イイですね、やっぱり憧れてしまいます、こんな家。
クラシックカー、あれ馬車なんです。ちゃんと御者が乗れるようになっているタイプ。
元神戸市長、小寺謙吉氏愛用のものだったそうですよ。
by 路渡カッパ (2013-05-08 00:33)