西国三十三所巡礼 第二十四番札所 紫雲山 中山寺(その1) [西国三十三所巡礼]
兵庫県 宝塚市にあり、安産祈願で有名なお寺なんですね。 こんなに大きなお寺だとは知りませんでした・・・
兵庫県宝塚市にある『紫雲山 中山寺(しうんざん なかやまでら)』、
今まで知らなかったのですが大寺院であると共に、歴史もかなり古い。
創建の年は確定していないようだが600年前後、推古天皇の飛鳥時代に
聖徳太子が創建された我が国最初の観音霊場だそうです。
創建のきっかけは、排仏派の物部氏と崇仏派の蘇我氏との争いの中、
太子に滅ぼされた物部守屋の霊を鎮めるためと、仲哀天皇の妃、大仲津姫の
二人の皇子を供養するため建立されたとも。
当初は現在地より北の山腹にあったようですが、源平の争乱で焼失。後に
源頼朝が再建し、現在の寺観は豊臣秀頼が伽藍を整えた以降のものだそうです。
お寺は拝観無料ですが駐車場が無いので、周辺の有料駐車場を探すことになります。
電車だと便利、特に阪急電車「中山駅」からだと徒歩1分?、JRだと
少し離れますが「中山寺駅」があります。
駐車場はどこも満車状態のことが多いようですが、ラッキーにも比較的近場で
1台分空いたところに入れることができました。あとはテクテク・・・
歩いてお寺を目指すと、トップ画のように立派な山門が現れました。
この山門、「望海楼」とも呼ばれ、徳川家光の寄進により再建されたもの。
正面には仁王像、裏には狛犬が置かれています。最近、調査復元されたとのことで
弁柄漆の塗りも真新しいものでした。
それにしても大勢の参拝者で賑わっています。
京都のお寺のように修学旅行生の姿は見られません、その代わり
赤ちゃん、子連れが多い。参拝者の平均年齢はとても低い・・・(^_^ゞ
山門を抜けると参道の両脇に、塔頭(たっちゅう)五ヶ院が並んでいます。
参道には屋台も出ているので、まるでお祭り日のような賑わいです。
塔頭、今でこそ5つですが往時には100を越える塔頭があったそうです。
塔頭の塀沿いには山茶花や芙蓉の花が咲いていました。(10/21日撮影)
蜂を見つけると撮りたくなる悪い癖、それにしても怖そうな蜂やなぁ・・・
「総持院」
福禄寿 文殊菩薩(卯年)、不動明王(酉年)
中山寺は安産祈願本邦随一の霊場として信仰を集めていますが
塔頭の方は水子供養が目立ちました。他にも合格祈願等多種多様、
大型ショッピングセンター内の専門店街みたいな・・・(^_^ゞ
「宝蔵院」
弁財天 大日如来(未年、申年)
「華蔵院」
毘沙門天 阿弥陀如来(戌年、亥年)
「観音院」
大黒天 普賢菩薩(辰年、巳年)
「成就院」
布袋尊 虚空蔵菩薩(丑年、寅年)
さて、いよいよ中山寺に・・・なんと!
ここはエレベーター、エスカレーターがあります。
おそらく妊婦さん、赤ちゃん連れ、ベビーカーなどを考慮してのことでしょう。
実は阪神大震災でかなりの被害を受けたようで、復旧の際にこのような
設備も整えられたようです。
私らも行きはエレベーター、帰りはエスカレーターを利用しました。
ええ、楽したわけではありません。あくまで話のタネにね!(ムニャムニャ)
案内板も近代的。
納経所は
「紫雲閣」というこれまた近代的で大きな建物の中にあります。
さすが宝塚、歌劇団のパンフなどが置かれていたりします。
このあと、見どころも多く結構大変・・・では「その2」につづくってことで。
2012.10/21、宝塚市 中山寺にて。
兵庫県宝塚市にある『紫雲山 中山寺(しうんざん なかやまでら)』、
今まで知らなかったのですが大寺院であると共に、歴史もかなり古い。
創建の年は確定していないようだが600年前後、推古天皇の飛鳥時代に
聖徳太子が創建された我が国最初の観音霊場だそうです。
創建のきっかけは、排仏派の物部氏と崇仏派の蘇我氏との争いの中、
太子に滅ぼされた物部守屋の霊を鎮めるためと、仲哀天皇の妃、大仲津姫の
二人の皇子を供養するため建立されたとも。
当初は現在地より北の山腹にあったようですが、源平の争乱で焼失。後に
源頼朝が再建し、現在の寺観は豊臣秀頼が伽藍を整えた以降のものだそうです。
お寺は拝観無料ですが駐車場が無いので、周辺の有料駐車場を探すことになります。
電車だと便利、特に阪急電車「中山駅」からだと徒歩1分?、JRだと
少し離れますが「中山寺駅」があります。
駐車場はどこも満車状態のことが多いようですが、ラッキーにも比較的近場で
1台分空いたところに入れることができました。あとはテクテク・・・
歩いてお寺を目指すと、トップ画のように立派な山門が現れました。
この山門、「望海楼」とも呼ばれ、徳川家光の寄進により再建されたもの。
正面には仁王像、裏には狛犬が置かれています。最近、調査復元されたとのことで
弁柄漆の塗りも真新しいものでした。
それにしても大勢の参拝者で賑わっています。
京都のお寺のように修学旅行生の姿は見られません、その代わり
赤ちゃん、子連れが多い。参拝者の平均年齢はとても低い・・・(^_^ゞ
山門を抜けると参道の両脇に、塔頭(たっちゅう)五ヶ院が並んでいます。
参道には屋台も出ているので、まるでお祭り日のような賑わいです。
塔頭、今でこそ5つですが往時には100を越える塔頭があったそうです。
塔頭の塀沿いには山茶花や芙蓉の花が咲いていました。(10/21日撮影)
蜂を見つけると撮りたくなる悪い癖、それにしても怖そうな蜂やなぁ・・・
「総持院」
福禄寿 文殊菩薩(卯年)、不動明王(酉年)
中山寺は安産祈願本邦随一の霊場として信仰を集めていますが
塔頭の方は水子供養が目立ちました。他にも合格祈願等多種多様、
大型ショッピングセンター内の専門店街みたいな・・・(^_^ゞ
「宝蔵院」
弁財天 大日如来(未年、申年)
「華蔵院」
毘沙門天 阿弥陀如来(戌年、亥年)
「観音院」
大黒天 普賢菩薩(辰年、巳年)
「成就院」
布袋尊 虚空蔵菩薩(丑年、寅年)
さて、いよいよ中山寺に・・・なんと!
ここはエレベーター、エスカレーターがあります。
おそらく妊婦さん、赤ちゃん連れ、ベビーカーなどを考慮してのことでしょう。
実は阪神大震災でかなりの被害を受けたようで、復旧の際にこのような
設備も整えられたようです。
私らも行きはエレベーター、帰りはエスカレーターを利用しました。
ええ、楽したわけではありません。あくまで話のタネにね!(ムニャムニャ)
案内板も近代的。
納経所は
「紫雲閣」というこれまた近代的で大きな建物の中にあります。
さすが宝塚、歌劇団のパンフなどが置かれていたりします。
このあと、見どころも多く結構大変・・・では「その2」につづくってことで。
2012.10/21、宝塚市 中山寺にて。
カッパのロードスター
JR駅構内や宝塚市内のバリアフリー整備に合わせての設備工事、
たしか 7~8年前かな? でも・・・まだ参詣には行っていません(^^ゞ
by ヒロシ (2012-12-03 04:33)
おはようございます。
美観をそこねるかもしえないけど、エスカレーター等はうれしいですね。うまく隠して設定して欲しいものです。
そうしないと配管者がすくなるなるだろうな。
by 京男 (2012-12-03 04:35)
勉強不足で初めて知りましたが
すごく大きなお寺さんですね。
参拝客も大勢いるし!地元では有名なお寺なんですね。
それに近代的・・なんだか一大都市化しているような∧∧
足腰にもやさしくて1日遊べそうです♪
by Cazz (2012-12-03 11:12)
こんばんは。
巡礼コースは遂に宝塚にまで及びましたか。宝塚、行ってみたいところです。
by sig (2012-12-03 16:58)
★ヒロシさん、こんばんは。
バリアフリー整備、そういう運動があったのですね。
お寺のバリアフリー化は難しいでしょうね、此処もエスカレーターのところへ行くまで幾つも石段があります。
回り道があるのかな?やるなら徹底して欲しいところですね。
★京男さん、こんばんは。
ここの設備は美観的にも上手くいっているほうじゃないでしょうか。
どうしても違和感はありますが・・・多少は目をつぶって。(^_^ゞ
★Cazzさん、ありがとうございます。
ここは子授け、腹帯、安産祈願と女性の一大事をフォローしてくれそうです。
参拝者が若い夫婦主体ってことでとても活気がありましたよ。
こう言う設備は他のお寺でも見習って欲しいです。参拝=修業のような所もありますし。(^_^ゞ
★sigさん、こんばんは。
巡礼、今年中にと考えていましたが、どうやらムリそうです。(^_^ゞ
できれば華やかな宝塚も見てきたかったな・・・
by 路渡カッパ (2012-12-03 22:56)
おはようございます
にぎわっている寺院ですね。
エスカレーターとは凄いですね。
by すー (2012-12-04 04:34)
私も何度か訪問していますが、駐車場に苦労します。JR側の方が比較的空いていますね。梅林の時期もいいですよ。
by たいちさん (2012-12-04 16:41)
★すーさん、こんばんは。
人気のあるお寺でした。地元はもちろん、かなり広範囲の地域から
安産祈願、腹帯を授かりに来られるようです。
神社仏閣にはエスカレータが常識になれば、恩恵を受けられる方も多いと思います。
★たいちさん、ありがとうございます。
私もJR寄りの駐車場でした。これほどまで人が集まる寺だとは思ってませんでした。(^_^ゞ
梅林も良さそうですね、駐車場の心配はあるけれど・・・
by 路渡カッパ (2012-12-06 21:38)
近代的な案内板に若者だけが群がってる
面白い光景です
蜂を見ると撮りたくなるのですか?うー、いつか刺されそう・・
気をつけてください
by はなだ雲 (2012-12-08 22:34)
★はなだ雲さん、こんにちは。
そうなんですあの案内板、年配の方はスルーでした。(^_^ゞ
蜂はかなり至近距離で撮るので、いつか刺されて泣きをみそう・・・
蝶々くらいにしておこうかな♪
by 路渡カッパ (2012-12-09 11:51)