待ちきれず、花の寺。 [花だより]
12、13日の寒の戻りも一段落したようで、やっと昨日は最高気温が
寒波が来る前の2ケタに戻ったようです。その寒波前の日曜日ですが
西国三十三所霊場巡りのため、宇治にある「三室戸寺」に行ってきました。
今年はしつこい寒さもあって、梅の花の開花も随分遅れていました。
ようやく五分咲きってところでしょうか・・・
ここは京都の花寺として親しまれているお寺のひとつですが
梅はそれほど多くありません。ウリにはしてないようです。
ここのウリは何と言っても
ツツジ、アジサイ、シャクナゲ。それに蓮の花です。
シャクナゲは以前、観に行ったことがあります。『春の三室戸寺』
今はまだ、花寺というには、寂しい・・・
咲き残りの山茶花(サザンカ)
まだ蕾が堅い石楠花(シャクナゲ)
「万両(マンリョウ)」
葉の上に実をつけてマンリョウより少し実が少ない「千両」も良く知られてます。
他に唐橘(カラタチバナ)の別名を「百両」、薮柑子(ヤブコウジ)を
「十両」と呼びます。ここまでくると・・・やはりあります「一両」が!
蟻通(アリドオシ)の別名です。想像通り、実は1ッコ。(^_^ゞ
お正月の縁起ものの生け花にマンリョウ、センリョウとこの蟻通=イチリョウを
生けるそうです。「千両、万両、有り通し」って縁起で・・・
ちょっと休憩、お水、お水・・・♪
やはりここの一番のウリはツツジかな、20,000本は見事でしょうね。
「馬酔木(アセビ)」これもツツジ科ですが。
「満作(マンサク)」
1月の終り頃から咲き始めます。春の花に先駆けて咲く>まず咲く>マンサク
ということで、名前が付けられたとか。
さて、今回の本命は・・・「侘助椿(ワビスケツバキ)」が咲いているというので。
ありました、満開。でも私のイメージするワビスケとは少し違うかな。
侘助椿の定義は、
○有楽椿(ウラクツバキ)別名「太郎冠者(タロウカジャ)」から生まれた
ものであること(有楽椿の子、あるいは子孫)
○葯(やく)〔雄しべの先端の花粉を作る器官〕が退化して花粉を作らないこと
この両方を満たすものをワビスケと呼ぶのだそうです。
一般的な特徴としては、花が小さい、一重、猪口(ちょく)咲き、もしくは
ラッパ咲き。雄しべに花粉が無く不稔(種子を生じない)、香りが強い。
花の色は品種が多種あるので一概には言えないが、ピンクか白花が大半だと思う。
この木は質素なイメージの侘助椿にしては、ちと派手な感じでした。
2012.3/11、宇治 三室戸寺にて。
カッパのロードスター
こんにちは。
三室戸寺の梅は初めてみました。
人が少なかったでしょうね。
by 京男 (2012-03-15 14:28)
★京男さん、こんばんは。
咲いていたのは数本、でも枝ぶりも良く、配置も考えられていたと思います。
花寺、まだシーズンオフですからね・・・
by 路渡カッパ (2012-03-15 22:02)
おはようございます
花の寺として有名な三室戸寺、さすがにこの時期でも花で楽しませてくれますね。
by すー (2012-03-16 04:36)
おはようございます。
これは春らしい趣ですね。
京都の春はいですね。
by BPノスタルジックカーショー (2012-03-16 06:06)
★すーさん、こんばんは。
何とか梅も咲き始め、侘助も観られましたが
やっぱり寂しいものでした。もうしばらくすれば・・・♪
by 路渡カッパ (2012-03-16 18:50)
★BPノスタルジックカーショーさん、こんばんは。
やっと春めいてきましたかね、京都も春の観光シーズン
スタートのようです。また、桜渋滞が・・・(-。-;)
by 路渡カッパ (2012-03-16 18:53)
花の寺院、初夏には行って見たい処ですね(*^^)v
大阪城の翌日に二条城へ観梅にいきましたが
目当ての「源平咲わかれ梅」が小さな蕾・・・
来週にはもう一度訪れる予定です(^^ゞ
by ヒロシ (2012-03-16 19:45)
覗き込んでいるカッパ君のかわいいこと。
うちの庭に家内が侘助と呼んでいる椿がありますが、本物かどうか・・・
by sig (2012-03-18 15:07)